●論点解説ゴム、株高・円安の息切れと連動=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ゴム相場の反発が一服しつつある。通商環境の改善評価を手掛かりに急ピッチな上昇
が続いていたが、株高・円安圧力が一服しつつあることで、ゴム相場も上昇が一服し始
めている。通商環境の改善期待は間違いなく投資環境にポジティブだが、一方で日経平
均株価などは相互関税発動前の水準に到達しており、このまま金融市場でリスクオン化
をさらに進めることが難しくなり始めている。安値修正のフェーズは一巡しつつあり、
ここからさらに相場水準を大きく押し上げるためには、通商環境にさらに大きな進展が
求められよう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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