国際エネルギー機関(IEA)月報が公表された。世界石油需要は1〜3月期が前年 比99万バレル増となったが、年内の他の期間は65万バレル増まで伸びが鈍化する見 通しが示されている。需要の伸びが鈍化する中で、供給過剰見通しが再確認されてい る。年間の在庫積み増しペースは平均で2025年が日量72万バレル、26年が 93万バレルと推計されている。急ピッチな在庫積み増しが想定されている。 その一方で、イラン「核合意」が早期実現する可能性が浮上している。トランプ米大 統領の本意は分からないが、合意が近づいていると訪問中のカタールで発言している。 また、イラン側からも制裁解除と核兵器開発放棄をセットにする提案が行われている。 4月の米国とイランの間の複数回の協議の成果として、本当に「核合意」が実現する と、原油相場は急伸シナリオの一つを失うことになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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