−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 7) 994.2 996.8 982.9 990.2 - 5.2 (25/10) 1005.0 1006.0 993.0 999.9 - 4.7 パラジウム (25/ 6) 964.00 971.00 953.50 959.60 - 7.40 (25/ 9) 975.50 978.00 962.50 968.50 - 5.80 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 20,419 26,527 75,427 (- 715) パラジウム 5,322 5,643 20,721 (- 101) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 42,654.74 + 331.99 前日 145.65/67 1.1185/87 ・ナスダック 19,211.10 + 98.78 本日 145.62/64 1.1164/66 ・10年米国債利回り 4.43 - 0.02 ・NY原油 (25/ 6) 62.49 + 0.87 ・SPDR保有金残高 931.92 - 4.59 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比はプラチナが7.8〜3.8ドル安、中 心限月の7月限が5.2ドル安、パラジウムは7.40〜5.80ドル安、中心限月の 6月限は7.40ドル安。 プラチナ7月限は反落。時間外取引では、ドル安となったが、金軟調を受けて戻りを 売られた。欧州時間に入ると、下げ一服となったが、戻りは売られた。日中取引では、 金の下げ一服を受けて買い戻された。 パラジウム6月限は買い戻される場面も見られたが、戻りは売られた。 プラチナ7月限は時間外取引を983.7〜996.8ドルのレンジで推移し、前 日比11.0ドル安の984.4ドルとなった。7月限は安寄りしたのち、ドル安とな ったが、金軟調を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、下げ一服となったが、戻 りは売られた。 日中取引では、982.9ドルまで下落した。その後は、金の下げ一服を受けて買い 戻され、991.6ドルまで戻した。 金軟調を受けて戻りを売られたことや、欧州時間からのドル高が圧迫要因になった。 ドル安見通しが強いが、 米中の貿易協議の進展が一服し、ドルを買い戻す動きが出 た。 パラジウム6月限は、時間外取引を957.50〜967.50ドルのレンジで推移 し、前日比9.00ドル安の958.00ドルとなった。6月限は安寄りしたのち、ド ル安となったが、他の貴金属の軟調につれ安となった。欧州時間に入ると、下げ一服と なったが、戻りは売られた。 日中取引では、買い戻されて下げ一服となり、971.00ドルまで戻した。その後 はドル高を受けて戻りを売られると、953.50ドルまで下落した。 15日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの41万0500 オンス、パラジウムは変わらずの5万6020オンス。 今日の材料 ・第1四半期の英国内総生産(GDP)は前期比0.7%増加し、市場予想の0.6% 増を上回った。 ・3月のユーロ圏鉱工業生産は前月比2.6%増。予想は1.8%増だった。2月は 1.1%増。大半のセクターで生産拡大ペースが加速した。 ・欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、ユーロ圏が直面する3大リスクとし て、貿易摩擦、金融市場のボラティリティー、債務の持続可能性を挙げた。 ・4月の米小売売上高は前月比0.1%増加した。米関税措置発表前にみられた自動車 購入前倒しの動きによる効果が薄れ、伸びは前月から減速した。経済見通しの不確実性 の高まりを背景に家計が支出を抑制していることも影響した。市場予想は横ばい。 ・ウクライナとの直接交渉でロシア代表団を率いるメジンスキー大統領補佐官は、共通 点を探り紛争の原因を取り除くことで、ウクライナとの長期的な平和を確保することを 目標としていると述べた。 ・4月の米卸売物価指数(PPI)は前年比2.4%上昇した。伸びは前月の3.4% から減速。市場予想の2.5%も下回った。 ・米新規失業保険申請件数は22万9000件と前週からほぼ横ばいで、市場予想と一 致した。ただ、関税措置による経済の先行き不透明感は企業の雇用拡大の足かせとなっ ており、失業者の就職機会はますます減少している。 ・米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、ここ数年のインフレ動向や、今後数 年間に供給ショックとそれに伴う価格上昇が頻繁に起こる可能性を踏まえ、現在の金融 政策アプローチにおいて雇用とインフレを巡る重要要素を再検討する必要があるとの認 識を示した。 ・5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数はマイナス4.0となり、前月のマイナ ス26.4から上昇した。市場予想のマイナス11.00も上回った。 ・5月のニューヨーク州製造業業況指数はマイナス9.2となった。前月のマイナス 8.1から低下し、3カ月連続の悪化となった。 ・4月の米製造業生産指数は0.4%低下した。市場予想は0.2%低下だった。自動 車生産の急激な落ち込みを背景に、予想以上に低下した。米鉱工業生産指数は3月の 0.3%低下から横ばい。前年比では1.5%上昇した。 ・3月の米企業在庫は前月比0.1%増加した。市場予想は前月から横ばいの0.2% 増だった。好調な小売販売により在庫が減少したことで、予想より伸びが鈍化した。 MINKABU PRESS
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