前週は、トウモロコシ相場が年初来安値を更新する展開になった。引き続き産地では 好天が報告されており、作付けが順調に消化されていることが嫌気されている。米農務 省(USDA)需給報告で新穀需給の緩和見通しが示されたこともネガティブ。ただ し、短期的な下げ過ぎ感から安値修正の動きも見られ、明確な方向性を打ち出せなかっ た。大豆は米中関係の改善期待を背景に年初来高値を更新した。しかし、週後半は大豆 油相場が急落し、つれて大豆相場も高値から大きく下押しされた。前週比ではほぼ横ば いだった。 今週は、トウモロコシ相場の低迷が続こう。作付けがこのまま順調に進めば、豊作に よる需給緩和見通しの織り込みが優勢になる。旧穀需給は引き締まっており、輸出も堅 調だが、マーケットの関心は作付け環境に集中している。下げ過ぎ感も強くなっている ため値動きは鈍化する見通しだが、まだ下値不安が維持されよう。450セント割れが続 くと、430セント水準まで下値が切り下がる。大豆は米中関係改善期待で値上がりして いたが、実際の輸出環境改善がみられなければ、徐々に上値の重い展開になろう。 予想レンジは、トウモロコシが430〜455セント、大豆が1030〜1080セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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