●週間見通しゴム、急伸一服で持高調整が中心に=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は300円の節目を完全に上抜き、一時320.50円まで上昇した。米中両国
が関税引き下げで合意したことを受けて、世界経済の減速懸念の後退、投資家のリスク
選好性の高まりが、ゴム相場を押し上げた。これまで通商問題に上値を圧迫されていた
だけに、通商環境の急変がゴム相場を押し上げている。株高・円安が進行したことが、
ゴム相場の値上がりに直結した。ただし、株高・円安が一服すると利食い売りが膨ら
み、310円台を割り込んだ。
 今週は現行価格水準で保ち合い気味の展開に移行しよう。通商環境の改善評価を背景
に急ピッチな値上がりが続いていたが、上げ一服となろう。ここからさらに大きく値位
置を切り上げるのであれば、米国と各国の貿易協定締結など、更に大きな進展が求めら
れる。景気リスクの織り込みが再開されると値を崩す可能性が高まるが、目先は米中関
税引き下げ合意後のリスクオン環境を維持するのか、景気減速懸念のリスクオフに転換
するのか、見極めが求められる鏡面にあろう。焦点は株価と円相場の動向になるが、上
げ一服後の次の方向性を探る局面になろう。
 予想レンジは295〜320円。
(マーケットエッジ・小菅 努)


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