●短期見通しゴム、株高一服中は調整売り優勢=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 280〜300円のボックス相場の上抜けしている。通商リスクの軽減期待を背景
に、株高・円安が進行していることが、ゴム相場の値上がりに直結している。投資家の
リスク選好性が高まっていることはポジティブ。ただし、既に相互関税発動前の株価水
準を回復したことで、株価・円相場の値動きはともに鈍化しており、ゴム相場の急伸に
も一服感が浮上している。さらに上値を大きく切り上げるのであれば、通商環境にさら
なる大きな進展が求められよう。現行価格水準で次の相場テーマを探る局面になろう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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