金のドル建て現物相場は、上げ一服。前週末の海外市場は、ドル高を受けて売り優勢 となった。アジア市場では、ムーディーズの米国債格下げを受けて3248ドル台まで 上昇したのち、上げ一服となった。午後に入ると、押し目を買われたが、戻りは売ら れ、3208ドル台まで下落した。 米格付け会社ムーディーズ・レーティングスが米国債の格下げを発表し、米国売りが 再開した。ただ米議会で税制・歳出法案が審議、米国と各国の貿易協議が進められるな かでの発表であり、タイミングがおかしいとみられる。貿易摩擦の緩和期待を受けて金 ETF(上場投信)から投資資金が流出しており、安値拾いの買いが入るかどうかを確 認したい。 <今夜の予定> ●カナダ(ビクトリア女王誕生日) ・ユーロ圏消費者物価指数 2025年4月確報(EUROSTAT) MINKABU PRESS
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