[今夜の視点]シカゴコーン=生育進展が売り材料となるか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は軟調。7月限は445セント台まで軟化している。引け後
に米農務省(USDA)が発表した生育進度報告は、作付けが78%(前週62%、前
年67%、平年73%)、発芽が50%(前週28%、前年38%、平年40%)と、
引き続き順調に進展しており、これが上値を抑えている。今夜はこれがさらに売り材料
となるのかに注目したい。
 前日のシカゴは反発。週間輸出検証高が171万トン台と高水準だったことや、ドル
安、さらには米株がダウ平均株価中心に堅調に引けたことが好感された。一方、引け後
の生育進度報告で作付けや発芽がさらに進展しているとの見方が上値抑制要因となっ
た。

 7月限は449,75セントまで上伸した後、引けは447.50セントだった。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 17:00 国際収支 2025年3月(ECB)
◆ ドイツ ◆
【経済】 15:00 生産者物価指数 2025年4月(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【工業】 5/21 05:30 週間石油統計(API)
【納会】 WTI原油 2025年6月限(NYMEX)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 消費者物価指数 2025年4月(カナダ統計局)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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