[今夜の視点]海外原油=下値堅く推移、米景気不安はガソリン需要の追い風

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比0.23ドル安の61.91ドルで推
移。本日これまでのレンジは61.90〜62.33ドル。
 今晩の海外原油は下値は堅く推移か。米国の関税政策を背景とした景気見通しの不透
明感や、石油輸出国機構(OPEC)プラスの増産見通しは重しだが、世界最大の石油
消費国である米国は需要期に向かっており、需給が引き締まる可能性がある。米景気不
安のおかげで航空機が敬遠され、より安価な自動車による移動が増える余地があり、原
油相場のさらなる戻りを期待したい。
<今夜の予定>
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 雇用統計 2025年4月(香港統計局)
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 消費者信頼感指数 2025年5月(トルコ統計機構)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】17:00 国際収支 2025年3月(ECB)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 生産者物価指数 2025年4月(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【工業】5/21 05:30 週間石油統計(API)
【納会】--:-- WTI原油 2025年6月限(NYMEX)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 消費者物価指数 2025年4月(カナダ統計局)
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