ゴム午前=薄商いの中で続伸、強地合いを継続

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、続伸。寄り付きでは、上海夜間安に反応が薄く、前日の強地合い
を継続し、買いがやや優勢となっている。中盤に入ると、薄商いの中、もみ合いとなっ
ている。TSR20は、出来ず。

 午前11時41分現在のRSS3号は前営業日比0.2〜4.4円高。活発限月の
10月限は同1.2円高の323.1円、期先26年4月限は出来ず、推定出来高は
134枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは軟調】
 今日の上海ゴムは、軟調な展開となっている。中心限月の9月限は、夜間取引から売
りが優勢となり、日中取引では1万4745元まで軟化する場面があった。14日に1
万5310元まで上昇し、4月中旬から続いた1万4500〜1万5000元前後のレ
ンジ相場から上放れたとみられたが、同レンジに押し戻された。
 レンジからの上放れがダマシとなったことで、目先、下攻めする可能性がある。節目
の1万4500元付近の攻防が注目される。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は総じて買いがやや優勢
となり、0.1セント安〜0.6セント高で推移している。
 上海ゴムは下落。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、前営業日
比125元安の1万4760元で推移している。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。