プラチナ市況=プラチナは続伸、円安や現物高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/06          2026/04    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,346    -32    15,461    +7  : 3,327.99    -2.58
銀          151.0    0.0     157.0  -0.5  : 3,319.00   -31.00
プラチナ     4,900    +49     4,764   +42  : 1,092.90   +15.84
パラジウム   4,700      0     4,700     0  : 1,014.18   -10.34
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    143.53   +0.33  ユーロ・ドル相場   1.1313  -0.0013
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。円安を受けて買い優勢で始まっ
たのち、ドル建て現物相場の堅調と円安一服を受け、もみ合いとなった。午後に入る
と、上げ一服となったが、ドル建て現物相場の堅調を受けて押し目を買われた。パラジ
ウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが14〜49円高、プラチナスポットが41
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが9748枚、プラチナミニが863枚、プラチナスポット
が1752枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは実需筋の買い戻しなどが支援】
 プラチナ先限は4767円まで上昇した。円安が支援要因になった。円相場は1ドル
=143円台後半で円安が一服した。
 プラチナはニューヨーク市場の指定倉庫在庫が減少し、実需筋の買い戻しが入ってい
ることが支援要因である。米国の財政不安を受けてドル安に振れた。ただ関税引き上げ
で景気減速懸念が出ていることは上値を抑える要因である。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1081.93ドルから、ドル安を受
けて堅調となり、1089ドル台まで上昇した。午後に入ると、上げ一服となったが、
金堅調を受けて押し目を買われ、1093ドル台まで上昇した。
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