プラチナ午前=プラチナは反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。円高を受けて売り優勢で始まっ
た。その後は、ドル建て現物相場の堅調が下支えになったが、円高に上値を抑えられ
た。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが36円安〜39円高、プラチナミニ
が47.0円安〜35.5円高、プラチナスポットが149円安、パラジウムが出来
ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが7722枚、プラチナミニが1332
枚、プラチナスポットが823枚、パラジウムが0枚。
【週明けのプラチナは株高が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。米大統領のアップルや欧州連合(E
U)に対する関税発言を受けてドル安に振れた。ただ週明けに米大統領は、欧州委員会
のフォンデアライエン委員長との電話会談を受け、EUに対する50%の関税発動期限
を7月9日まで延長すると述べた。株高に振れ、プラチナは堅調となった。
 プラチナ先限は日中取引で4720円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相
場は1ドル=142円台半ばの円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。株高を受けて1101ドル台まで上昇したの
ち、金軟調を受けて上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは1096.75ドル、パラジウムが1003.71ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1092.90ドル、パラジウムが
1014.18ドル。
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