[今夜の視点]海外原油=レンジ内で反発か、次の手がかりを見定めへ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比0.27ドル高の61.16ドルで推
移。本日これまでのレンジは61.04〜61.43ドル。
 今晩の海外原油はレンジ内での反発か。今月後半の海外原油は下げ一服後のもみ合い
局面となっており、引き続き売り買いが交錯するだろう。トランプ米政権がウクライナ
停戦の仲介役を取りやめ、ロシア攻撃に動くリスクが高まっていることや、イランと米
国の核開発協議の不透明感、石油輸出国機構(OPEC)プラスの追加増産観測、米国
のドライブシーズン入りなど手がかりは多いが、いずれにも焦点があたっていないと思
われる。何が値動きの中心となるのか、見定める局面が続くだろう。
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】16:55 雇用統計 2025年5月(連邦雇用庁)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 国内総生産 2025年1-3月確報値(INSEE)
【経済】15:45 生産者・輸入物価指数 2025年4月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】5/29 03:00 FOMC議事録公表 5月6-7日(FRB)
【工業】5/29 05:30 週間石油統計(API)
【納会】--:-- 金 2025年5月限(COMEX)
【納会】--:-- 銀 2025年5月限(COMEX)
【納会】--:-- 銅 2025年5月限(COMEX)
【納会】--:-- プラチナ 2025年5月限(NYMEX)
【納会】--:-- パラジウム 2025年5月限(NYMEX)
【納会】--:-- 天然ガス 2025年6月限(NYMEX)
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