[今夜の視点]シカゴ大豆=引き続き米国産の生育は順調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。7月限は1060セント台前半でこう着した値動
き。引け後に発表された生育進度報告は、作付けが76%(前週66%、前年66%、
平年68%)、発芽が50%(前週34%、前年37%、平年40%)と順調に推移し
ている。これが米国の時間帯に弱材料視される可能性がありそうだ。

 前日のシカゴは小反発。週間輸出成約高が19万トン台と低調となったことで上値が
重かったが、アルゼンチン産の生産高見通しが洪水の影響で150万トン減少するとの
見方が出ていることや、欧州連合(EU)の今年度(昨年7月〜今年6月)の大豆、大
豆粕の輸入累計がそれそれ前年度同期を7.6%、26%上回っていることも買い材料
となった。

 7月限は1067.75セントまで上伸した後、引けは1062.50セントと、
1060セント台は維持した。
 、
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 16:55 雇用統計 2025年5月(連邦雇用庁)
◆ フランス ◆
【経済】 15:45 国内総生産 2025年1-3月確報値(INSEE)
【経済】 15:45 生産者・輸入物価指数 2025年4月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 5/29 03:00 FOMC議事録公表 5月6-7日(FRB)
【工業】 5/29 05:30 週間石油統計(API)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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