石油午前=上昇、米裁判所がトランプ関税の一部差し止めを命令

配信元:MINKABU PRESS
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 午前の石油市場は上昇。ウクライナを舞台にロシアと北大西洋条約機構(NATO)
の衝突が激化するリスクが高まっていることや、米国際貿易裁判所がトランプ関税の一
部差し止めを命じたことが買い手がかり。米国際貿易裁判所は国際緊急経済権限法(I
EEPA)を根拠とした相互関税などについて無効であると判断した。円相場は一時
1ドル=146円前半まで円安・ドル高推移したほか、時間外取引でニューヨーク原油
は堅調に推移している。
 日中取引開始後、原油の2025年10月限は上昇。夜間取引の高値を上回り、5万
7070円まで上げた。
 午前11時07分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が変
わらず〜1900円高。
 午前11時07分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が806枚。
【NATO、防衛のための兵士を大幅に増員へ】
 NATOはドイツに対して同盟の防衛のために、7旅団(約4万人の兵士)を派遣す
るよう求める方針だ。ロイターが報道した。この措置は来週の会合で合意に至る見通
し。NATOは全体で80旅団確保することを目指していたが、この目標も120〜
130旅団へ引き上げられる可能性がある。NATOがロシアを大きな脅威とみなすよ
うになっていることが背景。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で7月限は前日比0.81ドル高の62.65ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは61.76〜62.72ドル。
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