●短期見通し金、下げ一服も売買交錯気味=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 3200ドル水準で調整売りが一巡し、下値を固めつつある。短期筋の持高調整が進
んでいたが、マーケット環境は沈静化しつつある。金上場投資信託(ETF)の大量売
却も一服しつつある。全体的に新規売買材料の乏しさも目立つが、米債務問題、景気減
速懸念、通商リスク、地政学リスクなどが、改めて安全資産に対する投資ニーズを高め
るフェーズになっている。金ETF買い再開が基調として確立すると、3300ドル台
定着から3400ドル台回復を窺う展開になろう。30日の4月PCEデフレーターな
どがイベントリスクになるが、当面の米金融政策見通しは大きく変わらない見通し。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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