[今夜の視点]シカゴコーン=米国産の生育や作柄重視なら軟調続くか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は小幅もみ合い。7月限は450セント台前半のもみ合い。
米国産の生育や作柄が弱材料となったことで、上値が重くなっているが、それが重視さ
れれば、しばらく軟調地合いが続く可能性がある。なお、通常木曜日に発表される週間
輸出成約高は祝日の関係で、一日遅れの金曜日発表となり、今夜は発表されない。

 前日のシカゴは総じて続落。前日の引け後に発表された生育進度が順調だったこと
や、今週から発表が開始された作柄も良好だったことに圧迫された。欧州連合(EU)
がコーン生産高見通しを6380万トンと、120万トン下方修正したものの、米農務
省(USDA)の6000万トンを大幅に上回っているため支援材料にはならなかっ
た。

 7月限は450.00セントまで下落した後、引けは451.00セントと、ほとん
ど戻さなかった。、

<今夜の予定>
◆ フランス ◆
【休日】 キリスト昇天祭
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 国内総生産 2025年1-3月期改定値(商務省)
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 23:00 中古住宅販売仮契約指数 2025年4月(全米不動産協会)
【工業】 5/30 00:00 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 国際収支 2025年1-3月期(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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