プラチナ午前=プラチナは反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。円高を受けて売り優勢で始まっ
た。その後は、ドル建て現物相場の小動きを受け、もみ合いとなった。パラジウムの商
いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが41円安〜変わらず、プラチナミニ
が40.0〜29.5円安、プラチナスポットが135円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが4395枚、プラチナミニが443枚、
プラチナスポットが872枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高一服や金堅調が支援】
 プラチナはドル高一服や金堅調が支援要因になった。米新規失業保険申請件数が予想
以上に増加した。米国債の利回りが低下し、ドル安に振れた。一方、米連邦高裁は、ト
ランプ大統領が世界各国・地域に対して課した関税の大半を違法とした判断について、
一時的な執行の差し止めを命じた。先行き不透明感が強い。
 プラチナ先限は夜間取引で4748円まで下落した。ニューヨーク市場での上げ一服
や円高が圧迫要因になった。円相場は1ドル=143円台後半の円高に振れた。5月の
東京都のコア消費者物価指数(CPI)が2023年1月以来の高水準となった。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の1082.10ドルから、ユーロ
高一服を受け、もみ合いとなった。
 午前11時現在、プラチナは1081.04ドル、パラジウムが969.71ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1076.11ドル、パラジウムが
972.33ドル。
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