−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 現物 3カ月物 アルミ 2,438.25 - 7.03 2,444.00 - 6.50 アルミ合金 2,509.00 0.00 2,509.00 0.00 銅 9,548.08 - 71.49 9,498.00 - 70.00 ニッケル 15,041.38 - 137.25 15,237.00 - 139.00 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アルミ3カ月物は小幅続落。2450ドルで小幅安で取引を開始。2456ドルまで 小高くなったが、戻りは抑えられ、その後、銅の下落につれ安となったが、2436ド ルで買い拾われ、下値堅く推移した。今月20日の安値2429ドルが支持線となり、 底堅さを示した。米中間の関税交渉の停滞感もあり、見送りムードが強く、1日の値動 き幅が20ドルと狭いレンジにとどまり、小安く引けた。 銅3カ月物は反落。9565ドルで小安く寄り付いた。9605ドルまで反発した が、前日まで日足が3日連続の陰線引けで戻り売り圧力が強いチャートのため、前日の 高値9640ドルには届かず、上げ幅を削り軟化した。欧州株式市場で独DAX株価指 数が最高値を更新する支援材料はあったが、月末の手じまい売りに押された。9500 ドルの節目を割り込むまで下げ足を速め、9486ドルまで下落し、今月22日以来の 安値まで値を崩す場面があった。4月の米PCE価格指数が発表され、米国の物価鈍化 が示されたことは下支え要因。しかし米中間の関税交渉の先行き不安を警戒した売り や、金・銀安、ドルが堅調に推移から反発力は弱く、9500ドル割れで引けた。 ニッケル3カ月物は反落。1万5355ドルで小反落で取引を開始。1万5460ド ルまで切り返し、3日ぶりの高値をつけたが、米中間の関税交渉の手づまり感が警戒さ れ、上げ幅を失った。1万5195ドルで下げ止まり、前日の安値1万5075ドルを 試す前に下げ幅を縮小したが、中国の景気に対する警戒感が強く140ドル近い下落で 終了。 今日の材料 ・30日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。 ・中国上海総合指数は反発、15.96ポイント安の3347.49ポイント。 ・欧州株は英・独株価指数が上昇。英FTは、第一生命が出資を発表した保険・資産運 用のM&Gの上昇率が最も高かった。独DAXはエネルギー株が買われた。 ・トランプ米大統領は「中国が米との合意を破った。いい人を装うのはここまでだ」 と語る。トランプ政権が新たな規制を導入し、中国のハイテク業界に対する制限を 拡大する計画との報道あり。 ・4月の米PCE価格指数 結果 0.1% 予想 0.1% 前回 0.0%(PCE価格指数・前月比) 結果 2.1% 予想 2.2% 前回 2.3%(PCE価格指数・前年比) 4月の米個人所得・支出 結果 0.8% 予想 0.3% 前回 0.7%(0.5%から修正)(個人所得・前月比) 結果 0.2% 予想 0.2% 前回 0.7%(個人支出・前月比) ・5月のシカゴPMI 結果 40.5 予想 45.0 前回 44.6 ・ドルは堅調に推移。ドル円は1ドル=143.30円台に下落したが、144円水準に戻 した。ユーロドルは1ユーロ=1.1390ドルで上値を抑えられ、1.1340ドル台で小安く ニューヨーク時間の大方の取引を終えた。 ・米国株はニューヨークダウが54.34ドル高で小幅続伸、ナスダック指数は62.10ポイ ント安(0.32%の低下)。 ・ニューヨーク貴金属は下落。ニューヨーク原油は小幅安。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。