[今夜の視点]金・銀=米ISM製造業景況指数を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。前週末の海外市場は、調整局面を継続するなか、戻
りを売られた。アジア市場では、米中の対立に対する懸念や、米大統領が輸入される鉄
鋼とアルミニウムに課す追加関税を2倍の50%に引き上げる計画を表明したことを受
けて3315ドル台まで上昇したのち、上げ一服となり、3302ドル台まで下落し
た。午後に入ると、押し目を買われ、3326ドル台まで上昇した。
 米大統領が輸入される鉄鋼とアルミニウムに課す追加関税を2倍の50%に引き上げ
る計画を表明したことや、米連邦準備理事会(FRB)のウォーラー理事がトランプ政
権の関税政策により一時的に物価圧力が高まる可能性があるものの、年内に追加利下げ
を行う可能性はなおあるとの認識を示したを受けてドル安に振れた。今夜は5月の米I
SM製造業景況指数の発表がある。
<今夜の予定>
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年5月確報(Markit)
・米建設支出 2025年4月(商務省)
・米製造業景況指数 2025年5月(ISM)
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