シカゴ大豆の夜間取引は軟調。7月限は1040セント台を割り込み、すでに30日 の安値を割りこんで、直近は1037セント台で推移。直近の安値を割り込み底割れし た形となっており、米国産の生育の順調さなどを考えると、今夜さらに一段安となって もおかしくない。また作柄についても今週から発表が開始される可能性があるので注意 したい。場中の週間輸出検証高にも注目。 30日のシカゴは下落。週間輸出成約高が17万トン台と引き続き低調だったこと や、トランプ米大統領が「中国は合意を完全に破った」と述べたことで、再び米中間の 貿易摩擦懸念が再燃するなか、中国の昨年10月〜今年4月までの大豆輸入累計が 4630万トンと、前年同期の5450万トンを大幅に下回っていることに圧迫され た。引き続き米国産地で順調に生育が進展していることも弱材料。 7月限は1040.00セントまで下落した後、引けも1041.75セントと、ほ とんど戻さなかった。 、 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 17:00 製造業購買担当者景況指数 2025年5月確報(Markit) ◆ イギリス ◆ 【経済】 17:30 マネーサプライ 2025年4月(BOE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 23:00 建設支出 2025年4月(商務省) 【経済】 23:00 製造業景況指数 2025年5月(ISM) 【農産】 6/3 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】 6/3 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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