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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (25/ 7) 1053.2 1070.5 1041.9 1063.2 + 8.3
(25/10) 1062.1 1076.2 1049.0 1070.4 + 9.0
パラジウム (25/ 9) 975.00 1001.00 968.00 993.60 + 25.00
(25/12) 982.50 1005.50 982.50 1003.90 + 24.90
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 44,300 35,858 94,914 (- 680)
パラジウム 4,381 3,535 18,270 (+ 151)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 42,305.48 + 35.41
前日 144.02/04 1.1347/49 ・ナスダック 19,242.61 + 128.84
本日 142.68/70 1.1442/44 ・10年米国債利回り 4.46 + 0.06
・NY原油 (25/ 7) 62.52 + 1.73 ・SPDR保有金残高 930.20 0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比はプラチナが5.3〜11.1ドル高、
中心限月の7月限が8.3ドル高、パラジウムは24.90〜27.50ドル高、中心
限月の9月限は25.00ドル高。
プラチナ7月限は高。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、貿易戦争に対す
る懸念や株安を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、金堅調が下支えになった
が、戻りは売られた。日中取引では、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。
パラジウム9月限はドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。
プラチナ7月限は時間外取引を1041.9〜1061.2ドルのレンジで推移し、
前日比11.1ドル安の1043.8ドルとなった。7月限は安寄りしたのち、金堅調
につれ高となったが、貿易戦争に対する懸念や株安を受けて戻りを売られた。欧州時間
に入ると、金堅調が下支えになったが、戻りは売られた。
日中取引では、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。時間外取引の高値を突破
し、1070.5ドルまで上昇した。
トランプ米大統領は、輸入鉄鋼・アルミニウムに課す追加関税を2倍の50%に引き
上げる計画を表明した。貿易戦争に対する懸念からドル安・株安に振れた。また5月の
米ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は6カ月ぶりの低水準となる48.5に
低下した。低下は3カ月連続。
パラジウム9月限は、時間外取引を968.00〜987.00ドルのレンジで推移
し、前日比16.90ドル高の985.50ドルとなった。9月限は高寄りしたのち、
他の貴金属の堅調につれ安となったが、貿易戦争に対する懸念や株安を受けて戻りを売
られた。欧州時間に入ると、買い戻し主導で上昇した。
日中取引では、ドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。買い戻し主導
で1001.00ドルまで上昇した。
30日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比53オンス減の37万
0910オンス、パラジウムは変わらずの5万6020オンス。
今日の材料
・5月のユーロ圏のHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.4と好不況
の節目である50は引き続き下回ったものの、前月の49.0から上昇し、33カ月ぶ
りの水準に改善した。生産が3カ月連続で増加し、需要もほぼ安定した。
・北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランド、ルーマニア、リトアニアの首脳
は、北欧、バルト三国、中欧のNATO加盟国はウクライナのNATO加盟に尽力する
との考えを示した。
・米ダラス地区連銀のローガン総裁は、米連邦準備理事会(FRB)は広範な経済指標
を注視し、どのような対応がいつ必要になるか判断しようとしていると述べた。
・5月の米ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は6カ月ぶりの低水準となる
48.5に低下した。低下は3カ月連続。関税の影響でサプライヤーの納入に時間がか
かっており、一部商品の供給不足が迫っている可能性を示唆している。市場予想は
49.3。
・4月の米建設支出は年率換算で前月比0.4%減少した。借り入れコストの上昇と売
れ残り住宅の供給増を背景に、一戸建て住宅への支出が大きく減少したことが響いた。
市場予想は0.3%増だった。
・トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は週内にも電話会談を行う可能性がある。
・ウクライナとロシアは、トルコのイスタンブールで直接交渉を再開した。戦争終結に
向けた歩み寄りは見られなかったが、新たな戦争捕虜交換の下地は作った。
・米中は互いの関税を引き下げるという5月の合意を巡り、緊張が再び高まっている。
主な争点はレアアース(希土類)や半導体とみられ、中国側が優位に立っているよう
だ。
MINKABU PRESS
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