−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 7) 1075.3 1092.4 1072.2 1090.0 + 19.1 (25/10) 1084.0 1099.0 1080.2 1096.5 + 17.5 パラジウム (25/ 9) 1027.00 1027.00 1001.50 1007.80 - 17.00 (25/12) 1030.00 1030.00 1014.00 1017.80 - 17.10 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 35,560 35,630 95,262 (+ 104) パラジウム 3,601 4,770 18,110 (+ 140) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 42,427.74 - 91.90 前日 144.01/03 1.1369/71 ・ナスダック 19,460.49 + 61.53 本日 142.72/74 1.1417/19 ・10年米国債利回り 4.36 - 0.09 ・NY原油 (25/ 7) 62.85 - 0.56 ・SPDR保有金残高 935.65 + 2.58 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反落。前日比はプラチ ナが14.1〜19.7ドル高、中心限月の7月限が19.1ドル高、パラジウムは 17.10〜14.70ドル安、中心限月の9月限は17.00ドル安。 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、ドル高を受け て上げ一服となった。欧州時間に入ると、買い戻し主導で上昇した。日中取引では、戻 りを売られたが、予想以下の全米雇用報告や金堅調を受けて押し目を買われた。 パラジウム9月限は弱い経済指標を受けて戻りを売られた。 プラチナ7月限は時間外取引を1072.2〜1091.7ドルのレンジで推移し、 前日比13.8ドル高の1084.7ドルとなった。7月限は高寄りしたのち、金堅調 につれ高となったが、ドル高を受けて上げ一服となった。欧州時間に入ると、買い戻し 主導で上昇した。 日中取引では、戻りを売られ、1073.6ドルまで下落した。その後は、予想以下 の全米雇用報告や金堅調を受けて押し目を買われた。米ISM非製造業総合指数の低下 も支援要因となり、1092.4ドルまで上昇した。 5月の全米雇用報告によると、民間雇用者数は3万7000人増となり予想を大きく 下回り、増加幅は2023年3月以来、2年超ぶりの低水準となった。市場予想は11 万人増だった。5月の米ISM非製造業総合指数は49.9と、4月の51.6から低 下、2024年6月以来の低水準となった。 パラジウム9月限は、時間外取引を1012.00〜1027.00ドルのレンジで 推移し、前日比4.80ドル安の1020.00ドルとなった。9月限は高寄りしたの ち、ドル高を受けて上げ一服となった。欧州時間に入ると、戻りを売られた。 日中取引では、予想以下の全米雇用報告を受けて戻りを売られた。米ISM非製造業 総合指数の低下も圧迫要因となり、1001.50ドルまで下落した。 3日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比1万0121オンス減の35 万4410オンス、パラジウムは変わらずの5万6020オンス。 今日の材料 ・5月のドイツのHCOBサービス業購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.1 と、4月の49.0から低下し、2022年11月以来の低水準となった。 ・5月のユーロ圏のHCOB購買担当者景気指数(PMI)改定値は製造業とサービス 業を合わせた総合PMIが50.2。速報値の49.5から上方修正され、好不況の分 かれ目である50をわずかに上回ったが、4月の50.4から低下し、2月以来の低水 準となった。 ・ドイツ政府は、460億ユーロ規模の法人税軽減策を閣議で承認した。今年から 2029年まで企業を支援し、低迷する景気の回復につなげるとしている。 ・5月の全米雇用報告によると、民間雇用者数は3万7000人増となり予想を大きく 下回り、増加幅は2023年3月以来、2年超ぶりの低水準となった。市場予想は11 万人増だった。 ・カナダ銀行は会合で、市場予想通り政策金利を2.75%に据え置いた。据え置きは 2会合連続。米国の貿易政策の影響を見極める必要があるとした。 ・5月の米ISM非製造業総合指数は49.9と、4月の51.6から低下、2024 年6月以来の低水準となった。市場予想は52.0だった。 ・米ニューヨーク地区連銀が公表した報告書によると、同地区の企業の大半は先月、ト ランプ米大統領の関税措置の少なくとも一部を値上げという形で転嫁したことが分かっ た。 ・トランプ米大統領は、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、ウクライナがこの ほど実施したロシアに対するなどについて協議したと明らかにした。 ・米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、米経済活動はここ数週間にわずかに鈍化 し、関税や不確実性の高い状況が経済全体に波及していることが示唆されると指摘され た。 MINKABU PRESS
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