−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,040.50 1,053.00 1,037.75 1,045.00 + 4.25 2025/08 1,033.75 1,045.50 1,031.50 1,038.75 + 4.50 2025/09 1,012.50 1,022.75 1,010.00 1,017.25 + 4.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 265,657 220,123 876,302 (+ 820) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月10日−6月14日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は続伸。終値の前営業日比は3.25〜5.00セント高。中心限月の7月限は 4.25セント高の1045.00セント。 前日には4月上旬以来の水準まで値を落としていたことで値頃感が強まった。また、 ドル売りが強気材料視されて値位置を切り上げる場面も見られたが、米中通商協議の難 航が懸念されて上げ幅を縮小し、上昇への抵抗を窺わせた。 7月限は1040.50セントで取引を開始した後に軟化。1040.50セントを 上値抵抗線とする安もみとなるなかで1037.75セントの安値を付けた。欧州の時 間帯以降は上値探りとなって1053セントの高値まで浮上。ドル売り傾向も下支え要 因となった。高値を離れた後は戻り待ちの売りが入って上げ幅を縮小し高値圏を維持し たものの、上げ一服感を窺わせる動きとなった。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトではカナダの火災に伴う霞はウィスコンシン州の多くの地域を含んだ五 大湖周辺北部に限られている。一方五大湖周辺からミシシッピーバレー中部にかけての 地域では寒冷前線が広がっている。降雨が発生しているが、農作業への影響は軽微に 留まる一方、穀物にとっては慈雨となっている。 今後はプレーンズ中部および南部から南央部にかけて、オハイオバレー、北東部では 25〜75ミリの雨量を伴う降雨が見込まれる。 6〜10日間予報に関しては6月9〜13日にかけておぼ全国的に気温及び雨量は平 年並〜平年を上回るだろう。ただ、プレーンズ中部および南部、中西部では気温は平年 を下回る見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは西部で発生した低気圧が寒冷前線と影響し合い、ハイプレーンズ中部 および南部に降雨をもたらしている。この雨は夏穀物などには恵みの雨となっている。 ただ、プレーンズ北部では依然として雨量不足が懸念される。 また南部ではフロリダ州の乾燥を和らげる雨が続いている。アーカンソー州から テキサス州中部および東部にかけて降雨が発生。ミシシッピーデルタ及びその周辺地域 の最高気温は32℃前後に達している。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の堅調に追随高となった。大豆油はNY原油 安が重石になってマイナスサイドに値を落とす場面も見られたが、プラスサイドに浮上 して終了。 大豆粕7月限は前日比2.60ドル高の297.1ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは大湖周辺からミシシッピーバレー中部にかけての地域では寒冷 前線が広がる。 ・今後数日はプレーンズ中部および南部から南央部にかけて、オハイオバレー、 北東部では25〜75ミリの雨量を伴う降雨。 ・プレーンズ北部では依然として雨量不足が懸念される。 MINKABU PRESS
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