●論点解説ゴム、自立反発の消化が続いている=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ゴム相場は急落一服後の修正になっている。積極的な買い材料は乏しいが、5月下旬
に短期間で50円幅の急落になったことで、安値から15円程度の修正高になってい
る。1)中国自動車市場の値引き競争、2)米鉄鋼関税による米自動車産業のコスト
増、3)中国レアアース供給抑制による西側自動車生産トラブルなどネガティブ材料が
目立つが、自立反発をどの程度まで消化していくかの目線が重視されている。産地は減
産期から生産期への移行時期だが、引き続きタイなど一部では豪雨も報告されている。
ただし、供給サイドの動向に対する関心が高いとは言い難い。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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