●論点解説穀物、作付け期の値下がりは一服か=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 穀物相場は下げ一服となっている。トウモロコシと大豆はともに作付け期が概ね終了
し、天候相場型の売り圧力が一服しつつある。良好な作付け環境を背景に値下がりして
きたが、新規売買材料を欠く時期になる。9日引け後に発表される作況報告の数値にも
注意が必要だが、12日には米農務省(USDA)需給報告が発表されることもあり、
下げ一服後の持高調整が中心になりやすい。1)米中通商協議の進展状況、2)ウクラ
イナとロシアとの戦闘激化、3)産地の気温上昇傾向などが材料視されると、修正高が
促されやすくなる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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