5月雇用統計を受けて米金利上昇、ドル高が促されたことが、金相場の上値を圧迫し た。非農業部門就業者数の前月比13.9万人増は決して良好な数値とは言えないが、 関税発動後の雇用環境の急激な悪化とまでは言えない状況になっている。詳細に内容を みれば、引き続きパートタイム労働者が中心の雇用増だが、失業率が前月の4.2%か ら横ばいに留まったこともあり、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ対応は 不要との見方が、金相場の上値を圧迫した。米中通商協議開始への期待感もあって投資 家のリスク選好性は高まっており、金よりも銀やプラチナ相場を物色する動きが優勢に なっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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