[今夜の視点]金・銀=米中の通商協議を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、下げ一服。前週末の海外市場は、予想以上の米雇用統計を
受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の3314.92ドルから、米中の通
商協議を控えて戻りを売られ、3295ドル台まで下落した。午後に入ると、売りが一
巡し、下げ一服となった。
 予想以上の米雇用統計に加え、今夜ロンドンで開催される米中の閣僚級の通商協議を
控えて手じまい売りが出た。中国商務省は7日、欧州連合(EU)企業に対するレアア
ース(希土類)輸出について、審査と承認を迅速化する意向を示した。ただ米労働市場
は減速しており、ドル安が再開すると下支えになるとみられる。
<今夜の予定>
●スイス(聖霊降臨祭月曜日)
・米卸売在庫 2025年4月確報値(商務省)
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