[今夜の視点]シカゴコーン=米中の貿易問題協議、引け後の作柄などに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は堅調。7月限は445セント台まで戻している。大豆の方
が反応が大きいと思うが、本日から米中貿易問題を巡る閣僚級協議がロンドンで開催さ
れるため、関連ニュースに注目したい。また場中に週間輸出検証高、引け後に生育進
度、作柄報告、土壌水分報告が発表される。

 6日のシカゴは主要限月が小幅続伸。ロシアとウクライナの戦闘激化により、黒海経
由の供給が懸念されて小麦が上昇したことに支援された。米国産地の雨勝ちの天気は農
作業の停滞が懸念される一方、結果的には生育には恵みになるとの見方で新穀限月の上
げ幅は抑制された。

 7月限は445.00セントまで上昇した後、引けは442.50セントと440セ
ント台を回復した。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 23:00 卸売在庫 2025年4月確報値(商務省)
【農産】 6/10 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】 6/10 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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