[今夜の視点]シカゴ大豆=作柄改善が弱材料視されるか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。7月限は1060セント台を回復している。引け後に
発表された米国産の作柄報告は「良」以上の割合が68%(前週66%、前年72%)
「劣」以下の割合が5%(前週5%、前年4%)と、作柄が改善していた。
 アジアの時間帯は地合いを引き締めているが、作柄改善が今夜弱気されるのか否かに
注目したい。
 前日のシカゴは反落。週間輸出検証高が54万トン台と前週から増加して、この日か
らロンドンで開催されている米中貿易協議は6時間に渡って実施されたが、決め手とな
るような発表はなく様子見ムードが強まった。市場は引け後に発表される生育進度、作
柄に対する弱気な見方が優勢となった。なお協議は10日も実施される予定。

 7月限は1053.50セントまで下落した後、引けは1056.00セントで引け
た。
 、
<今夜の予定>
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 雇用統計 2025年5月 (国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【工業】 6/11 05:30 週間石油統計 (API)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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