LME市況=アルミは続伸、銅・ニッケルは米中通商協議を慎重視から下落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物        3カ月物
    アルミ        2,499.87  +   21.87     2,492.50  +   13.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅         9,840.60  -   48.18     9,756.50  -   36.50
    ニッケル      15,123.80  -  108.27    15,318.00  -  103.00
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 アルミ3カ月物は続伸。2481ドルで小高く取引を開始。アジア時間はアジア株の
頭重い足取りを受けて2476ドルを上値抵抗線とするマイナス圏でのもちあいとなっ
たが欧州の時間帯に浮上し2480ドル台を記録。その後もじり高で運ばれて引け前に
は2494.50ドルの高値に到達。この日の高値圏を維持したまま引けを迎えた。
 銅3カ月物は反落。9761.50ドルで軟調で取引を開始した後はアジア株安を受
けて9720.50ドルの安値まで値を落とす動きも見られたが、欧州の時間帯以降
は、ロンドンでの米中通商協議が2日目を迎えるなかその行方を慎重視する雰囲気が強
まり、概ね9750〜9785ドルの限られたレンジ内での高下となり、軟調で取引を
終えた。
 ニッケル3カ月物は続落。1万5370ドルで軟調で取引を開始。アジアの時間帯は
1万5340ドルを割り込むと買い戻される底堅い動きとなるなかで1万5420ドル
の高値を付ける場面も見られたが、欧州の時間帯に軟化。一時は1万5250ドルまで
値を落とした。その後、買い戻す動きも見られたものの1万5300ドル台半ばで頭打
ちとなり、100ドル超の下落で終了。
今日の材料
・10日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は反落、14.96ポイント安の3384.82ポイント。
・欧州株はまちまち。米中が2日目の通商協議を続ける中、投資家は大きな動きを控
 えた。輸出関連企業の銘柄が多い英FTは上昇。
・ドルは堅調。ドル円は一時、1ドル=145円台前半まで上昇。145円台は維持できな
 かったが、144円台後半で堅調にニューヨーク時間を終えた。ユーロドルは1ユーロ
 =1.1447ドルで上げつかえ、今月6日の高値1.1457ドルが抵抗線となったが堅調に
 推移。
・米国株は上昇。ニューヨークダウは105.11ドル高、ナスダック指数は123.75ポイント
 高(0.63%)。
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