NY貴金属引け速報=反落、米中通商協議の結果待ちで手じまい売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/ 8  3329.1  - 11.6       プラチナ    25/ 7   1212.5   -  2.0
         25/12  3399.4  - 11.2               25/10   1218.2   -  1.2
    銀   25/ 7  3664.2  - 15.4       パラジウム   25/ 9   1078.80  - 15.40
        25/ 9  3697.2  - 15.3               25/12   1087.80  - 15.20
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 ニューヨーク金、銀は反落。前日比は金が11.6〜11.1ドル安、中心限月の8
月限が11.5ドル安、銀が15.4〜11.4セント安、中心限月の7月限は15.
4セント安。
 金8月限は反落。時間外取引では、ロンドンで継続開催となった米中通商協議の結果
待ちのなか、アジア時間から小反落で推移。欧州時間に入ると、下値を切り上げ、小高
くなった。日中取引では、ドル堅調を受け、玉整理の手じまい売りが優勢もようとなっ
たが、下げ幅は限定的で推移。11日に5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控
え、新規買いには慎重姿勢が伺えた。
 銀7月限はアジア時間で反落となったが、欧州時間には戻し小高くなった。日中取引
では金の軟化から利食い売りが先行し、前日の一代高値を更新となった上伸に対する修
正安場面を迎えた。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比はプラチナが3.8〜1.2ドル安、中
心限月の7月限が2.0ドル安、パラジウムは16.40〜15.20ドル安、中心限
月の9月限は15.40ドル安。
 プラチナ7月限は小反落。時間外取引では、アジア時間の後半になり、上げ幅を削り
小安くなったが、欧州時間では押し目買い優勢となり、小高くなった。日中取引では高
値警戒感が強く、利食い売り先行となり、押し目を形成した。米国株が堅調に推移した
ことが支援材料となり、安値を離れ、小幅安で引けた。
 パラジウム9月限は時間外取引から20ドル超の下落で推移。日中取引開始後も軟調
に推移。
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