−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,057.25 1,063.75 1,055.75 1,057.75 + 1.75 2025/08 1,048.25 1,054.00 1,047.00 1,049.50 + 1.75 2025/09 1,022.50 1,027.75 1,021.50 1,023.00 0.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 265,690 243,011 857,492 (- 16,257) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月16日−6月20日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は総じて小幅続落。終値の前営業日比は1.50セント安〜1.75セント高。 中心限月の7月限は1.75セント高の1057.75セント。 米農務省(USDA)発表の作柄報告では前週よりも作柄が改善していることが明ら かとされたことが重石となった。また、米中通商協議が続けられるなか米トランプ大統 領が順調に進んでいる、とコメントしたものの11日も協議が続けられる見通しとなる なか様子見の雰囲気が強まり上値が重くなった。 7月限は概ね1057〜1063セントのレンジ内での高下となった。1057. 25セントで取引を開始した後に1060セント台に値を切り上げた後、欧州の時間帯 に軟化。1057セント前後での高下となった後、シカゴの時間帯に再び値を切り上げ て1063.75セントの高値を付けたがすぐに値位置を落とした。シカゴの時間帯 後半以降は1060セントを上値抵抗線とするもちあいとなり、安値圏でもちあった まま取引を終えた。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは降雨が止み気温が上昇。この天気はコーン、大豆の作付および生育 に適している。 今後も中部および東部では降雨となり5日間の雨量はプレーンズ北部から五大湖周辺 の一部地域にかけて25〜75ミリに達するだろう。またテキサス州東部およびその 周辺地域ではまとまった雨量を伴う降雨となる見込み。またプレーンズ北部からニュー イングランド州にかけての地域では低温が見込まれる。 6〜10日間予報に関しては6月15〜19日にかけて全国的に気温及び雨量は平年 並〜平年を上回るだろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではテキサス州の一部で雷が発生。プレーンズ南部では冬小麦の収穫再開 のために降雨が止むのを待っている。ハイ・プレーンズ北部および中部では気温が上昇 し、最高気温は30〜32℃に達している。なお、モンタナ州では土壌水分の乾燥が続 いている。 南部では適度な降雨が続いており、夏穀物にとって土壌水分は十分な状態にある。た だ一部では土壌水分が過剰となっており、農作業のペースが停滞している。 大豆製品は、共に小幅高。大豆油は原油安にもかかわらず買い優勢となったが米中通 商協議を慎重視する雰囲気が強く小幅な上げにとどまった。 大豆粕7月限は前日比0.40ドル高の295.9ドルで終えた。 今日の材料 ・コーンベルトでは気温が上昇し農作業やコーン・大豆の生育に適した天気が 広がる。 ・今後5日間の雨量はプレーンズ北部から五大湖周辺の一部地域にかけて25〜75 ミリに達する見込み。 ・6月15〜19日にかけて全国的に気温及び雨量は平年並〜平年を上回るだろう。 MINKABU PRESS
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