[今夜の視点]シカゴ大豆=作柄改善もそれほど圧迫要因とならず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。7月限は1059セントまで戻している。前日は作柄
改善もそれほど圧迫要因とはならなかった。コーンと同様にゴールドマンサックスの限
月移行商い(通称ゴールドマン・ロール)は今週後半まで続くことが予想されている
が、売り越しのコーンと違って、大豆は買い越していると思われるため、期近の支援材
料とはならないだろう。ただコーンが期近から堅調になれば、大豆も下げにくいか。
 前日のシカゴは総じて小幅続落。期近は小幅高。前日の引け後に発表された作柄が改
善していたことで上値が重かったが、開催中の米中貿易協議に対する進展期待で下値も
限定的となり、期近は小幅高となる限月が多かった。

 7月限は1063.75セントまで下落した後、引けは1057.75セントまで上
げ幅を縮小して、1060セント台を割り込んだ。
 、
<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数 (MBA)
【経済】 21:30 消費者物価指数 2025年5月 (労働省)
【経済】 6/12 03:00 財政収支 2025年5月 (財務省)
【工業】 23:30 週間石油統計 (EIA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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