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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/07 64.76 68.37 64.60 68.15 + 3.17
2025/08 63.67 67.11 63.54 66.90 + 2.99
2025/09 62.67 65.93 62.57 65.72 + 2.78
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 1,005,364 2,007,317 ( - 16,671)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/07 220.53 + 6.37
2025/08 219.45 + 6.74
改質ガソリン 2025/07 216.68 + 7.88
2025/08 214.96 + 7.68
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は急反発。終値の前営業日比は、期近2限月は2.99〜
3.17ドル高。その他の限月は1.46〜2.78ドル高。
イランと米国が核開発協議を続けるなかで、イランがウラン濃縮を停止する可能性に
ついてトランプ米大統領が以前ほど確信が持てないと述べたことから、イランを巡る緊
迫感が強まった。これまでに米国はイランにウラン濃縮の完全停止や核施設の破棄など
を求めていたが、イランはウラン濃縮の完全停止を拒絶しているうえ、イスラエルが非
公式に保有している核兵器の廃棄を主張するなど、協議の攻守が逆転している。トラン
プ米大統領は合意に達しない場合の軍事行動を繰り返し警告している。
イラクやバーレーン、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)など、中東の米大使
館や米軍基地に勤務する不要不急の職員とその家族が退避を始めたとの報道があること
も緊迫感を煽っている。イスラエルがイランの核施設を攻撃する場面、イランは中東の
米軍基地を攻撃すると警告している。
英国海軍関連機関(UKMTO)は中東地域の軍事行動が発生する可能性が高まって
いると警告し、船舶に対してペルシャ湾やオマーン湾、ホルムズ海峡を慎重に航行する
よう注意を促した。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で製油所稼働率は94.3%まで上昇
し、今年の最高水準を更新。米国のガソリン需要はやや低迷しているものの、石油企業
は需要拡大に備えている。ガソリン需要の4週間移動平均は日量888万2000バレ
ルまで増加したが、上振れは限定的。
時間外取引で7月限は堅調。通常取引開始後は68.37ドルまで一段高となった。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油 −364.4万(4億3242万)
ガソリン +150.4万(2億2980万)
留出油 +124.6万(1億0888万)
(クッシング地区)
原油 −40.3万(2368万)
*()は在庫総量
今日の材料
・イスラエルは数日中にイランを攻撃へ=チャンネル14
・イラン全土の革命防衛隊と陸軍基地すべてが最高警戒状態に
・米原油在庫の市場予想は前週比400万バレル減
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・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比37万バレル減
・ガソリン在庫は同296万9000バレル増
・留出油在庫は同371万2000バレル増
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比72万8000バレル減
MINKABU PRESS
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