貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金はニューヨーク高と円安を受けて買い優 勢となろう。銀は夜間取引で先限が上昇した。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ がドル建て現物相場の下落や円高を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は35.67ドル高 の3372.61ドル、銀が25セント安の3627セント、プラチナが0.91ドル 安の1266.90ドル、パラジウムは10.15ドル安の1071.33ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=144.15/17円で、前営業日の 大引け時点から0.93円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が1万5700円前後、銀は170.0円前後、プラチナ は5450円前後、パラジウムは4900円前後。 【NY金は予想以下の米CPIが支援】 金はきのうの海外市場は、予想以下の米消費者物価指数(CPI)を受けて買い優勢 となった。 金は予想以下の米消費者物価指数(CPI)が支援要因になった。5月の米CPIは 前年比2.4%上昇し、伸びは市場予想の2.5%を下回った。ただ4月の2.3%か らやや加速した。ガソリン価格の低下で家賃の上昇が相殺された。一方、トランプ米大 統領は、貿易を巡る中国とのディールが完了し、中国はレアアース(希土類)類を供給 する一方、米国は中国人学生の大学入学を認めると明らかにした。ベセント米財務長官 は、米中がロンドンで実施した貿易問題を巡る2回目の閣僚級協議で得られた枠組み合 意について、関税措置の緩和につながり、両国間の経済関係の安定化に役立つと述べ た。 銀はきのうの海外市場は、予想以下の米消費者物価指数(CPI)が支援要因になっ たが、金の上げ一服を受けて利食い売りが出た。 【NYプラチナは米中の通商合意や予想以下の米CPIが支援】 プラチナはきのうの海外市場では、米中の通商合意や予想以下の米消費者物価指数 (CPI)を受けて買い優勢となった。 プラチナは米中の通商合意や予想以下の米消費者物価指数(CPI)が支援要因にな った。ラトニック米商務長官は、ロンドンで2日間にわたって行った米中通商協議を受 け、中国のレアアース(希土類)輸出規制を解消する枠組みで合意したと発表したが、 両国間の対立が永続的に解決される兆しはほとんど見られなかった。また5月の米CP Iは前年比2.4%上昇し、伸びは市場予想の2.5%を下回った。 <今日の予定> ・英貿易収支 2025年4月(国立統計局) ・英鉱工業生産指数 2025年4月(国立統計局) ・米新規失業保険申請件数(労働省) ・米生産者物価指数 2025年5月(労働省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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