[今夜の視点]シカゴ大豆=月例需給報告に左右される

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は小幅まちまち。
 今夜は週間輸出成約高、月例需給報告の発表がある。需給報告に左右される展開か。
 需給報告は、今月1日時点の見通しのため、今週の米中の通商協議で関税に関して枠
組みが策定されたことは織り込まれていない数字となる。
 先月の予想で、新穀25/26年度の米国産大豆の期末在庫率は6.7%と旧穀の
8%より低下するとの予報。さらに下方修正があると、新穀の11月限中心に買いが先
行するとみる。上方修正なら売り圧力が強まろう。
 指標の期近7月限は、今月2日の安値1032.50セントを押し目底に上昇基調に
転換したが、昨日、長めの陰線となり、手じまい売りが先行したもよう。今夜は需給報
告が弱気ならば、1030セント台後半まで下げ余地があろう。
 、
<今夜の予定>
◆ イギリス ◆
【経済】15:00 貿易収支 2025年4月(国立統計局)
【経済】15:00 鉱工業生産指数 2025年4月(国立統計局)
【経済】15:00 製造業生産指数 2025年4月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】21:30 生産者物価指数 2025年5月(労働省)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
【農産】6/13 01:00 世界穀物需給見通し(USDA)
【農産】6/13 01:00 農産物生産高(USDA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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