金・銀市況=金は小幅続伸、上げ幅を削るもプラスサイド維持で引け

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/06          2026/04    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,576   + 24    15,694  + 18  : 3,371.75   +34.81
銀          169.5    0.0     169.9  +1.9  : 3,625.00   -27.00
プラチナ     5,816   + 27     5,441  - 89  : 1,271.39   + 3.58
パラジウム   4,900      0     4,900     0  : 1,070.22   -11.26
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    143.81   -1.27  ユーロ・ドル相場   1.1518  +0.0101
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【市況】
 金が小幅続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まり、その後は、堅調に推移。
円高に上値を抑えられたが先限は正午に45円高で小じっかり。午後はドル建て現物相
場は堅調に推移ながら1ドル=143円台後半の円高に上値圧迫要因とながら小高く推
移。終盤に小安くなる場面があったが、かろうじてプラスサイドを維持して推移した。
 銀は先限が上昇し、1.9円高。その他は出来ず。
 前営業日比は、金標準、金ミニが2〜24円高、ゴールドスポットが3円安、銀が変
わらず〜1.9円高。
 推定出来高は、金が3万5417枚、金ミニが1万0276枚、ゴールドスポットが
1365枚、銀が3枚。
【金先限は6日以来の高値】
 先限は午前中に1万5739円まで上げ幅を拡大し、今月6日以来の高値をつけた。
6日の高値1万5755円が間近だ。1万5755円を上抜くと5月8日につけた上場
来高値の1万5843円が射程圏内に入る。
 昨夜発表の5月の米消費者物価指数(CPI)を無事、通過した。今夜は同月の生産
者物価指数(PPI)の発表がある。PPIはCPIより市場への影響度は小さいがト
ランプ関税の影響を受けて上昇の可能性がある。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場は、予想以下の米消費者物価指数
(CPI)を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の3365.00ドルか
た、トランプ米大統領の関税発言を受けて買い優勢となり、正午前に3377ドル台ま
で上昇。午後になり、上値が重くなり、午前の上げ幅を削り、3367ドル台まで反
落場面があった。ニューヨーク金時間外取引が大幅続伸で推移から下値は堅く推移し、
3370ドル台前半に戻している。
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