ゴム相場は280円水準から300円水準まで切り返していたが、再び290円水準 まで軟化している。急落地合が一服した後の修正高になっていたが、改めて上値を圧迫 され始めている。米中通商協議には進展がみられたが、まだ高いレベルの先行き不透明 感が維持されていることが警戒された。トランプ米大統領は、今後1週間半から2週間 以内に、貿易相手国に対して関税を設定して、通知を行う意向を示している。実際にそ のような対応が行われるのかは不透明だが、通商協議で一定の合意に達したのは依然と して英国と中国の二ヵ国のみであり、他国との協議は難航している。また、自動車関税 は現在25%だが、国内メーカー保護のためにさらに税率を引き上げる可能性も指摘し ている。需要不安を蒸し返しつつあることが、ゴム相場の安値修正の動きにもブレーキ を掛けつつある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。