前週は保合気味の展開になった。トウモロコシ相場は440セントを挟んで売買が交 錯している。作付け期が概ね終了したが、良好な生産環境が上値を圧迫している。作況 報告の数値が上振れしたこともあり、豊作期待の織り込みが優勢になった。米中通商環 境の改善期待が浮上していることはポジティブだが、米国産穀物の輸出環境に対する影 響は軽微とみられ、影響は限定された。南米産の出荷圧力が強く、米国産穀物に対する 引き合いは抑制されている。 今週も上値は重いが小動きに留まろう。今後は受粉期の気象環境に注意が必要だが、 天候リスクの織り込みが求められない環境が続くと、調整売り優勢の展開になろう。特 に作況報告の数値が良好な状態を維持すると、上値を圧迫されやすい。当然に、天候リ スクが浮上すると短期的な下げ過ぎ感もあって安値修正の動きが優勢になるが、天候リ スク抑制の場合は年初来安値圏で上値の重さを維持しよう。大豆は週末を前に大豆油主 導の上昇がみられたが、大きな値動きには発展しない見通し。 予想レンジは、トウモロコシが425〜455セント、大豆が1030〜1080セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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