●論点解説金、地政学リスクをヘッジする安全資産買い＝マーケットエッジ

　中東地政学リスクを手掛かりに、安全資産である金が買われる展開になっている。イ
スラエルとイランの軍事衝突は昨年も見られたが、それと比較しても今回の衝突は激し
さが目立つ。散発的なミサイルやドローン攻撃の応酬ではなく、全面戦争と言える状態
になっている。まだ衝突が始まったばかりのため今後の展開は読みづらいが、二ヵ国間
の軍事衝突に留まるだけでも世界経済成長やインフレ環境に大きな影響が生じえる。特
に原油価格の値動きが不安定化していることには注意が求められる。また、戦闘状態が
続くと、周辺国や米国も軍事紛争に巻き込まれる可能性がある。イランは周辺国の米軍
基地を攻撃する可能性も繰り返し表明しているが、実際に攻撃が行われて米国人に被害
が生じた場合、米国は軍事紛争に参戦するか否か難しい判断を迫られることになる。
（マーケットエッジ・小菅　努）

• ＮＹ金８月限は８．６ドル安の３４０８．７ドルで推移
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  06/17(火) 23:11
• シカゴコーン７月限は１．２５セント安の４３３．５０セントで推移
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  06/17(火) 23:10
• ＮＹ原油８月限は１．９４ドル高の７２．１９ドルで推移
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  06/17(火) 23:10
• ＮＹ金８月限は１０．６ドル安の３４０６．７ドルで推移
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  06/17(火) 22:11
• ＮＹ原油８月限は１．１５ドル高の７１．４０ドルで推移
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  06/17(火) 22:10