[今夜の視点]海外原油=短期的な買い過剰感も供給不安で下値堅い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比5.25ドル高の73.29ドルで推
移。本日これまでのレンジは68.49〜77.62ドル。
 今晩の海外原油は下値堅く推移か。イスラエルのイランへの攻撃が軍事施設から空
港、行政施設にも拡大し、供給不安が強く、利食い売りを吸収し、しっかりか。
 イラン政府は米国、英国、フランスに対し、イスラエルへの攻撃を妨害した場合、ホ
ルムズ海峡の船舶を攻撃すると警告しており、供給不安が一段と警戒されている。短期
的な買い過剰感が強く利食い売りで小安くなる可能性はあるが、7月限は73ドル割
れ、8月限は71ドル水準では押し目買いが喚起されると予想。
<今夜の予定>
◆ イギリス ◆
【経済】08:01 住宅価格指数 2025年6月(ライトムーブ)
◆ スイス ◆
【経済】15:30 生産者・輸入物価指数 2025年5月(連邦統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 製造業景況指数 2025年6月(ニューヨーク連銀)
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