金・銀市況=金が続伸、上場来高値更新後に上げ一服

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/06          2026/04    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,853    +75    15,943   +56  : 3,418.60    +0.23
銀          164.5   -5.0     168.0   0.0  : 3,650.00   +31.00
プラチナ     5,618   -155     5,319  -171  : 1,239.77   -37.33
パラジウム   4,900      0     4,900     0  : 1,045.68    -2.89
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    144.12   +0.54  ユーロ・ドル相場   1.1558  +0.0030
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【市況】
 金が続伸。イスラエルとイランの戦闘激化を受けて買い優勢で始まり、上場来高値を
更新したのち、上げ一服となった。午後に入ると、利食い売りなどが出て上げ幅を縮小
した。銀は当限に手じまい売りが出て下落した。
 前営業日比は、金標準、金ミニが54〜75円高、ゴールドスポットが68円高、銀
が5.0円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が4万0382枚、金ミニが1万3204枚、ゴールドスポットが
2773枚、銀が1枚。
【金先限は上場来高値更新が続く】
 金先限は上場来高値1万6131円を付けた。ドル建て現物相場の堅調や円安が支援
要因になった。円相場は1ドル=144円台半ばで円安が一服した。
 イスラエルはイランの石油・ガス部門も攻撃し、戦闘が激化した。ただ朝方の買いが
一巡すると、利食い売りに上値を抑えられた。原油高を受けて米国債の利回りが上昇し
た。金に安全資産の買いが続くのかどうかを確認したい。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場は、イスラエルのイラン攻撃を受
けて買い優勢となった。アジア市場では、イスラエルとイランの戦闘激化を受けて
3450ドル台まで上昇したのち、上げ一服となったが、3433ドル台で押し目を買
われた。その後は3445ドル台で戻りを売られると、午前中の安値を割り込み、軟調
となった。
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