−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,069.50 1,079.25 1,064.25 1,069.75 0.00 2025/08 1,068.00 1,079.00 1,065.25 1,071.75 + 2.75 2025/09 1,046.75 1,057.50 1,045.25 1,053.00 + 6.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 152,479 473,695 854,010 (+ 12,140) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(6月12日までの週) 大 豆:21万5803トン(前週改定値:55万8616トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(6月15日までの週) 大 豆:作付け:93%(前週90%、前年92%、平年94%) 発 芽:84%(前週75%、前年80%、平年83%) 「良」以上:68%(前週66%、 前年72%) 「劣」以下: 5%(前週 5%、 前年 4%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(6月22日−6月26日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は当限以外が続伸。終値の前営業日比は変わらず〜6.25セント高。中心限月 の7月限は変わらずの1069.75セント。 前週末に続き米環境保護局(EPA)によるバイオ燃料混合義務量の大幅増計画を受 けた大豆需要増加観測が強気材料視された。全米油糧種子加工業協会(NOPA)の5 月の大豆圧砕高は事前予想平均1億9352万Buには達しなかったものの、前月を上 回る1億9283万Buだったことも好感されて堅調となった。 期近7月限は1069.50セントで取引を開始した直後に1078セント台まで値 を伸ばしながらもその後は値位置を落としアジアから欧州の時間帯の大半は1070セ ント以下で高下した。米国の時間帯を迎えると1079.25セントの高値に達したと ころで売り崩され一時は1064.25セントの安値まで値を沈めマイナスサイドに転 じたものの、引けにかけて値位置を切り上げて下げ幅を相殺して終えた。 米農務省(USDA)発表の6月12日までの大豆の週間輸出検証高は21万 5803トンと、前週改定値の55万8616トンの半分以下にとどまった。累計輸出 検証高は4541万5624トンと、前年同時期の4088万4560トンを約11% 上回っている。 USDA発表によると、6月15日時点の米大豆作付率は93%で前年の92%、平 年の94%とほぼ同率だった。発芽率は84%で、前年の80%、平年の83%を上回 った。一方の作柄のうち良以上は66%で前週より2%低下、劣以下は7%で前週より 2%上昇した。 全米油糧種子加工業協会(NOPA)発表の5月大豆圧砕高は事前予想平均1億93 52万Buには達しなかったものの、前月を1.37%、前年を約5%上回る1億92 83万Buだった。また、大豆油在庫は前月を約10%下回る13億7000万ガロン で、前年比では約20%の減少となった。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは中西部北部および南部で降雨が発生。オハイオバレー周辺地域で 降雨が続く見通しだが、日が経つにつれ雨量はミシシッピーバレー北部で増える見込 み。広い範囲で降雨が発生することで農作業のペースは鈍化しているが、コーンや大豆 にとって重要な土壌水分は豊富に保たれている。コーンベルト西部一部では最も気温が 上昇しており、ネブラスカ州東部以南及びアイオワ州西部では最高気温は32℃に達し ている。 米中部および東部では今後数日は活発な低気圧の影響を受けるが、週後半にかけて雨 は次第に弱まるだろう。米東部の多くの地域では今後5日間の雨量は25〜75ミリに 達するだろう。また、プレーンズ中部から五大湖周辺地域にかけての雨量はさらに増加 することが見込まれる。雨脚が弱まると気温が上昇する見込みで、プレーンズの週後半 最高気温は37℃となるもよう。 6〜10日間予報に関しては、6月21日〜25日にかけてプレーンズ中部および南 部から東海岸にかけての地域で平年を上回る見込み。また雨量もほとんどの地域で平年 を上回る見通しとなっている。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、降雨および雷雨は弱まっているが、南部および東部では弱まってい た荒天が再び広がり雹や強風が発生する恐れがある。プレーンズ南部では気温が上昇す るなか冬小麦の収穫を含めた農作業が進行しているが、同地の16日の最高気温は32 〜37℃に達している。 米国南部では高温多湿となり散発的な降雨が発生。一部地域では土壌水分過多により 農作業ペースが鈍化。 大豆製品は、大豆油在庫の大幅減少が伝えられたことやバイオ燃料混合率の引き上げ 計画が強気材料視されて大きく上昇。一方の大豆粕は大豆圧砕量の増加に伴う需給緩和 観測や大豆油買いの大豆粕売りのスプレッドを受けて大きく値を落とした。 大豆粕7月限は前日比8.20ドル安の283.70ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは中西部北部および南部で降雨が発生。 ・コーンベルトの広い範囲で降雨が発生することで農作業のペースは鈍化している が、コーンや大豆にとって重要な土壌水分は豊富に保たれる。 ・米東部の多くの地域では今後5日間の雨量は25〜75ミリに達する見込み。 ・6月12日までの大豆の週間輸出検証高は21万5803トンと、前週改定値の 55万8616トンの半分以下にとどまる。 ・6月15日時点の米大豆作付進捗率は93%で前年の92%、平年の94%とほぼ 同率。 ・6月15日時点の米大豆発芽率は84%で、前年の80%、平年の83%を上回る。 MINKABU PRESS
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