シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。朝方は軟化していたが、その後は戻してプラスサ イドに振れている。7月限は1070セント台を回復している。引け後に発表された作 柄報告では、「良」以上の割合が68%(前週66%、前年72%)、「劣」以下の割 合が5%(前週5%、前年4%)と改善していた。今夜の米国の時間帯に再び売り材料 となるのか否かに注目したい。また米環境保護局(EPA)のバイオ燃料混合比率引き 上げ計画を好感した強基調がさらに続くのか否か、大豆油も含めて注目したい。 前日のシカゴは総じて続伸。週間輸出検証高は21万トン台と引き続き低調だったも のの、前週末に発表されたEPAのバイオ燃料混合比率引き上げ計画がこの日も支援材 料となった。これにより大豆油も大幅続伸した。またこの日発表された全米油糧種子加 工業者(NOPA)の5月の大豆圧砕高が1億9283万Buと、事前予想平均をやや 下回ったものの、前月比で増加していたことも好感された。 7月限は1064.25〜1079.25セントのレンジで推移したが、引けは前営 業日比変わらずの1069.75セントと、1070セント台を割り込んだ。 、 <今夜の予定> ◆ ドイツ ◆ 【経済】 18:00 景況感指数 2025年6月(ZEW) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 小売売上高 2025年5月(商務省) 【経済】 21:30 輸出入物価指数 2025年5月(労働省) 【経済】 22:15 鉱工業生産・設備稼働率 2025年5月(FRB) 【経済】 23:00 企業在庫 2025年4月(商務省) 【経済】 連邦公開市場委員会(FRB) 【工業】 6/18 05:30 週間石油統計(API) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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