[今夜の視点]金・銀=米大統領の帰国で中東情勢を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、下げ一服。きのうの海外市場は、イランの停戦要請などで
リスク選好の動きとなったことを受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の
3396.81ドルから、米大統領の退避勧告を受けて3402ドル台まで上昇した
が、上げ一服となった。午後に入ると、3376ドル台で押し目を買われた。

 トランプ米大統領は、イランの首都テヘランからの避難を呼び掛けた。また主要7カ
国首脳会議(G7サミット)関連の予定を切り上げ、急きょワシントンに戻ることにし
た。ホワイトハウスは米国とイランの会談の可能性を協議している。今夜は5月の米小
売売上高などの発表がある。

<今夜の予定>
・独景況感指数 2025年6月(ZEW)
・米小売売上高 2025年5月(商務省)
・米輸出入物価指数 2025年5月(労働省)
・米鉱工業生産・設備稼働率 2025年5月(FRB)
・米企業在庫 2025年4月(商務省)
・米連邦公開市場委員会(FRB)1日目
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。