シカゴ大豆の夜間取引は軟調。7月限は1070セント台前半で推移。さらに戻すか 否かは小麦を中心とした穀物の値動きに影響されそうだ。冬小麦の収穫遅れは一部地域 では二期作大豆の生産地と重複しており、面積は大きくないものの、その二期作大豆の 作付けが遅れるとの懸念も聞かれる。引け後になるが、FOMC声明文にも注目した い。 前日のシカゴは続伸。小麦中心に穀物高となるなか、米国産の作柄悪化もあり、前週 末に発表された米環境保護局(EPA)のバイオ燃料混合比率引き上げ計画の発表から 続く騰勢を引き継いだ。またデイリー報告で大豆粕の大口輸出成約報告が発表されて大 豆粕が安値から反発したことも好感された。 7月限は1075.25セントまで上昇した後、引けも1074.00セントとあり 下げなかった。 、 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 17:00 国際収支 2025年4月(ECB) 【経済】 18:00 消費者物価指数 2025年5月確報(EUROSTAT) ◆ イギリス ◆ 【経済】 15:00 消費者物価指数 2025年5月(国立統計局) 【経済】 15:00 小売物価指数 2025年5月(国立統計局) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】 21:30 住宅着工・許可件数 2025年5月(商務省) 【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省) 【経済】 連邦公開市場委員会(FRB) 【経済】 6/19 03:00 FOMC声明文公表(FRB) 【経済】 6/19 05:00 対米証券投資 2025年4月(財務省) 【工業】 23:30 週間石油統計(EIA) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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