LME市況=アルミ・銅は小幅安、ニッケルは続落後の買い戻しで大幅反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物        3カ月物
    アルミ        2,553.12  -    0.40     2,547.00  -    3.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅         9,761.46  -   30.31     9,655.50  -   13.50
    ニッケル      14,849.37  +  129.67    15,053.00  +  129.00
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 アルミ3カ月物は小反落。2549ドルで小安く取引を開始した後はドル売りの動き
を受けて浮上し、暫く2554ドルを下値支持線とする高もみあいで推移。2560.
50ドルの高値を付ける動きも見られたが、欧州時間にかけて軟化し、2537.50
ドルの安値を記録。欧米株式市場の頭重い足取りのなか引けにかけて買い戻されながら
も戻りは限られ、終値ベースで2550ドル台回復には至らず、小幅安で引けた。
 銅3カ月物は小幅続落。9668ドルで小安く取引を開始した後は、アジア株は頭重
く推移したもののアジア時間のドル安を受けて買いが優勢となり、9730ドルの高値
まで浮上した。ただ、その後はドルが買い戻されたうえ、欧州、米株式市場は共に上値
を抑制されたことから転売が先行し、値を落とし引け前に9648ドルの安値を記録。
幾分、下値を切り上げた、小幅安で取引を終えた。
 ニッケル3カ月物は大幅反発。1万4925ドルで小高く取引を開始した後はこれま
での下落の後で買い戻す動きが広がり、上げ幅を拡大した。欧州時間帯に1万5000
ドルに到達。暫く1万5000ドルを挟んで高下した後、終盤に急伸し1万5100ド
ルの高値に達した。引け間際には転売が見られたものの、3ケタの上げ幅を記録して終
了。
今日の材料
・18日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は小反発、1.40ポイント高の3388.81ポイント。
・欧州株はまちまち。米国が中東紛争に関与する可能性を巡る憶測が広がり、独・仏
 株価指数が下落。ヘルスケアが大きく下落したほか、ほぼすべてのセクターで下落。
 英FTは小幅高。
・5月の米住宅着工件数
 結果 125.6万件
 予想 135.8万件 前回 139.2万件(136.1万件から修正)(住宅着工件数)
 結果 -9.8%
 予想 -0.1% 前回 2.7%(1.6%から修正)(住宅着工件数・前月比)
 結果 139.3万件
 予想 142.9万件 前回 142.2万件(住宅建築許可件数)
 結果 -2.0%
 予想 0.6% 前回 -4.0%(住宅建築許可件数・前月比)
・週間米国新規失業保険申請件数
 結果 24.5万件
 予想 24.4万件 前回 25.0万件(24.8万件から修正)
・ドルは下値堅く堅調。ドル円は1ドル=144円台前半に下落したが、145円台前半に
 戻した。ユーロドルは今月11日以来の安値となる1ユーロ=1.1457ドルまで下落。
 安値を離れたが、1.1500ドル割れでニューヨーク時間を終了。
・米国株は小幅まちまち。ニューヨークダウは44.14ドル安。ナスダック指数は25.18
 ポイント高(0.13%高)。
・ニューヨーク貴金属はまちまち。金が小反発。プラチナが大幅高。ニューヨーク原
 油は期近が小幅高。
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