アジア株 総じて軟調、中東情勢警戒

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:24現在
香港ハンセン指数   23237.74(-472.95 -1.99%)
中国上海総合指数  3362.11(-26.70 -0.79%)
台湾加権指数     22003.50(-353.23 -1.58%)
韓国総合株価指数  2977.74(+5.55 +0.19%)
豪ASX200指数    8523.70(-7.48 -0.09%)
インドSENSEX30種  81416.06(-28.60 -0.04%)

 19日のアジア株は総じて売りが目立った。中東情勢をにらんだリスク警戒の動きが重石となっている。香港ハンセン指数は一時2%を超える下げ。米国が週末にも軍事介入と通信社が報じたことが株安につながった。ダウ平均先物時間外取引が200ドル超の下げになるなど、株安の動きが広がっている。

 香港ハンセン指数は85銘柄中83銘柄がマイナスとほぼ全面安。医薬品の石薬集団、大手自動車ディーラーの中升グループなどが軟調。ヘルスケア情報のJDヘルスケア、アルミニウムの中国宏橋集団なども売られた。

 中国本土株はハイテクなどを中心に売られた、深セン総合は1.5%安。上海総合はエネルギー関連や銀行株の上昇で深センに比べると下げ幅が小さいものの0.79%安となった。中国石油天然気(ペトロチャイナ)、中国石油化工(シノペック)、中国四大銀行の中国工商銀行、中国銀行などが堅調。調味料の佛山市海天調味食品、鉱業のズージンマイニングなどが軟調。

 豪ASXは小幅安。素材、情報技術などが軟調も金融、消費財が支えた。鉱山大手BHPグループ、リオティントが軟調。エボリューションマイニングも大幅安。医薬品のCSLなども軟調。ソフトウェアのワイズテックやコンピュータシェアなども売りが目立った。商業銀行大手コモンウェルス銀行、ウェストパック銀行、ナショナル・オーストラリア・バンク・リミテッドなどが強い。

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