アジア株 中東懸念緩和も不透明感は残る 香港株は2週間ぶり高値、米利下げ期待一段と 東京時間11:06現在 香港ハンセン指数 24391.92(+214.85 +0.89%) 中国上海総合指数 3429.11(+8.54 +0.25%) 台湾加権指数 22293.04(+104.28 +0.47%) 韓国総合株価指数 3115.97(+12.33 +0.40%) 豪ASX200指数 8555.10(-0.43 -0.01%) アジア株は軒並み上昇、中東情勢緊迫化懸念が後退。日本時間13時までにイランとイスラエルの攻撃がなければ「12日間戦争」は終結する、それまで要警戒。 報道によると米のイラン核施設攻撃は中核部分が破壊させず核開発計画を「数カ月」遅らせただけだったようだ。そもそもイランは米の攻撃を前に備蓄した濃縮ウランを別の施設に移動させた可能性があるとの指摘もあり、まだまだイラン・イスラエル問題は解決しそうにない。 ただ、安堵感からアジア株は今日も上昇している。米利下げ期待も支援材料。きのうの議会証言でパウエルFRB議長はインフレが予想ほど強くなく労働市場も悪化なら、予想よりも早く政策を緩和する可能性があると述べた。 香港株は4営業日続伸、2週間ぶり高値をつけている。不動産やカジノ、医療品など幅広い銘柄が上昇している。ゲーム関連も上昇。バイドゥは1.7%高、テンセントホールディングスは0.3%高。中国当局が6月に中国オンラインゲーム147本と輸入オンラインゲーム11本を承認したことが材料視されている。1カ月でこれほどの数を承認するのは過去3年間で最大となる。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。